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関東学院大学社会学部

社会をデザインする
社会をデザインする
DESIGNING SOCIETY
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採用情報
2025.02.04
専任教員の公募について

DESIGNING SOCIETY

社会をデザインする
多様な人々が「違い」によって否定されることなく、生活していくことのできる社会構築の方法が求められています。
社会学部では、いま起こっている社会問題の原因を分析し、解決していくための方法を探っていきます。
人間の多様性を理解する力は、意図的に訓練を行わなければ身につきません。
対話と相互理解を目標とするコミュニケーションのスキルを磨いていく必要があります。
社会学部では、大学4年間での教育と訓練を通じて「多様な存在である個人」を理解し、尊重することができ、
実際に社会問題を解決していく方法を考案できる実践力のある人材の育成をめざしています。

ACTIVE IN SOCIETY 社会で活躍する

関東学院大学では、社会で活躍し、自分の将来や生き方を知ることができるようにするために、キャリア形成を目的とした科目を全学で用意しています。
また、学部の特性を生かした進路・就職のサポートを充実させています。

LEARNING MAP 学びマップ

私たちは、学生のみなさんが大学時代を通じて、それぞれの目標をめざして大いに活躍することを期待すると同時に、社会に出てからも大いに成長できたと実感することを念願しています。日々の講義や課外活動、多種多様な行事に参加し、多くの友人と語らう中で、学問を中心に成長力を示して欲しいと考えています。
MUGIKURA YASUKO
麦倉 泰子 ムギクラ ヤスコ
教授
担当科目
障害者福祉論、福祉の社会学、共生社会論、ソーシャルワーク実習指導 他
所 属
社会学部現代社会学科
専門分野
障害者福祉、福祉社会学、障害学
最終学歴
早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程 / 博士(文学)
研究テーマ
障害のある人の入所施設から地域での生活への移行、脳損傷者への支援
研究活動
「遷延性意識障害者とその家族は戦後をいかに生きたか〜戦後福祉のナラティヴ (特集論文 戦後福祉のナラティブ〜政策史と生活史のまじわるところ)『福祉社会学研究』18号(単著 福祉社会学会’21)
『施設とは何か〜ライフストーリーから読み解く障害とケア』(単著 生活書院’19)
「パーソナライゼーションはケアを取り巻く関係をどう変化させたか」岡部耕典編『パーソナルアシスタンス〜障害者権利条約時代の新・支援システムへ』(共著 生活書院’17)
「障害者権利条約から見た新たな意思決定支援」『共生の社会学〜ナショナリズム、ケア、世代、社会意識』岡本智周・丹治恭子編(共著 太郎次郎エディタス’16)
e-mail
mugikura@kanto-gakuin.ac.jp
メッセージ
「違い」が「分断」を生まない社会を目指して
お互いが異なる存在であることを認めあうことは、実はとても難しく、知的な訓練を必要とします。関わりを避けることの方が、簡単で本能的な反応でしょう。でも、「避けること」が集団で行われたらどうなるでしょうか。「排除」とか「隔離」といった言葉で示される社会状態とは、実はこんな個人レベルの「よく分からないから避けておこう」という選択の集積によって作られています。
こうした選択を避けるためにはどうすればよいか。学校や地域におけるバリアフリー教育について考えることも、大切な取り組みです。
人間の多様性を理解する力は、意図的に訓練を行わなければ身につきません。対話する力と、相互理解を目標とするコミュニケーションのスキルを磨いていきましょう。
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NISHIMURA TAKANAO
西村 貴直 ニシムラ タカナオ
教授
担当科目
社会保障論Ⅰ,Ⅱ、公的扶助論、社会福祉政策論 他
所 属
社会学部現代社会学科
専門分野
貧困問題、公的扶助制度
最終学歴
東京都立大学大学院社会科学研究科社会福祉学専攻博士後期課程 / 博士(社会福祉学)
研究テーマ
貧困問題に対する理論研究
研究活動
「フィリピンにおける高齢化の現状と社会的保護プログラム」(単著『関東学院大学人文学会紀要第143号』’20)
「「子どもの貧困」問題の再検討」(単著『関東学院大学人文学会紀要第135号』’16)
「貧困の政治における〈他者化〉~概念とプロセス~」(単著『関東学院大学人文学会紀要第132号』’15)
『貧困をどのように捉えるか〜H・ガンズの貧困論』(単著 春風社’13)
「フィリピンにおける条件付き現金給付(CCT)の意義と課題」 (単著『関東学院大学人文学会紀要第146号』’22)
e-mail
takanao@kanto-gakuin.ac.jp
メッセージ
私が主な研究対象としている「貧困」とは、生きるために必要とされる様々な「モノ」が、恒常的に不足・欠乏し、生活に困窮した状態のことをいいます。現代社会においては、必要な「モノ」は、お金を払って購入することが一般的であるので、貧困を、まずは「お金がない」状態として理解することもできます。だから貧困についての研究は、わたしたちが暮らすこの社会の中に、なぜ必要な「モノ」を買う「お金」がない人が生み出されてしまうのかについて考えることから始まります。そして、貧困におかれた状態が長期にわたった場合、その状態にある人々にとっては、不安定な健康状態や精神的ストレス、生活習慣の解体、あるいは十分な教育が受けられない等、様々な生活問題をひきおこすことがあります。貧困についての研究は、生活に困窮した人々が様々なかたちで直面する苛酷な状況に焦点を当て、どのようにすればその状況は改善されうるのかを問い直す作業であるという側面を必然的にもつことになります。
 貧困という「問題」へのアプローチの仕方には様々なものがあると思いますが、とりわけ私が興味を持って考えているのは、先進国の一員として「豊か」になったはずのわが国において、しかも誰もがそれを「解決すべき」とか「なくなってほしい」と考えている(はずである)にも関わらず、なぜいまだに貧困が存在し続けているのか、ということです。このことについては、ぜひみなさんとも一緒に考えていきたいと思っています。
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YUASA YOICHI
湯浅 陽一 ユアサ ヨウイチ
教授
担当科目
環境と社会の歴史、社会調査の基礎 他
所 属
社会学部現代社会学科
専門分野
環境社会学
最終学歴
法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士後期課程 / 博士(社会学)
研究テーマ
環境問題の社会学的研究(ごみとリサイクル、再生可能エネルギーの普及と地域社会、公害の社会史など)
財政再建の社会学的研究
研究活動
『環境問題の社会学−環境制御システム論の理論と応用』(共著 東信堂’20)
『エネルギーと地方財政の社会学−旧産炭地と原子力関連自治体の分析』(単著 春風社’18)
「市場にアプローチする社会運動〜市民団体による再生可能エネルギー事業を事例に〜」(単著 関東学院大学人文学会紀要(第136号)’17)
e-mail
yuasa@kanto-gakuin.ac.jp
メッセージ
パソコンの操作が上手な人でも、パソコンがどのようにしてうごいているのかという「仕組み」まで理解している人は少ないでしょう。「仕組み」を知らないままでは、故障したときに対応できません。社会についての知識も同じです。変化の激しい時代では、昨日まで通用していた「操作方法」が使えなくなることが多くあります。この事態に対応するためには、社会の「仕組み」を知らなければなりません。そんな「仕組み」を学ぶ社会学を一緒に勉強しましょう。
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Mihara Takeshi
三原武司 ミハラ タケシ
准教授
担当科目
社会学概論、社会学史、社会学理論の応用 他
所 属
社会学部現代社会学科
専門分野
理論社会学、進化社会学
最終学歴
明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士後期課程 修了/博士(政治学)
研究テーマ
社会学理論の進化論的展開
研究活動
『遺伝子社会学の試み──社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて』(共著 日本評論社’21)
「リスク社会論の再解釈──バイオソーシャル・アプローチによる1つの試み」(単著 『年報社会学論集』30 ’17)
「ギデンズ社会理論の遺伝子‐文化共進化理論的再構成の試み──2つの再帰性とその神経科学的基礎」(単著 『社会学評論』66(3) ’15)
「再帰性の起源としてのミラーニューロン──ギデンズ社会理論の生物学的根拠」(単著 『年報社会学論集』23 ’10)
メッセージ
なにかを知って理解すると、それ以前の自分には戻れなくなります。学ぶことによってあなたは変わりつづけるでしょう。いまの自分が望むことや正しいと思っていることすら変わるかもしれません。それは絶え間なくゆらぎつづける不安定さと迷いと内省をもたらすことでもあります。じつは確実なことは誰にもわからないのです。ただそのとき、たとえば本学の校訓「人になれ 奉仕せよ」という言葉を思い出してみると、先に進むきっかけをつかめるかもしれません。「より善いことは何なのか」と試行錯誤をくりかえしながら、前へ進んでみてください。
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UENO JUNKO
上野 淳子 ウエノ ジュンコ
准教授
担当科目
NPO・ボランティア組織論、NPO・市民活動支援、社会情報処理Ⅰ・Ⅱ 他
所 属
社会学部現代社会学科
専門分野
市民社会/社会運動論、大都市の社会学
最終学歴
上智大学大学院文学研究科社会学専攻(博士後期課程)
研究テーマ
グローバル化時代の都市開発と政策、市民社会組織の研究
研究活動
「「世界都市」後の東京における空間の生産〜ネオリベラル化と規制緩和をめぐって 」(単著 『経済地理学年報』63(4) ‘17)
「「都心回帰」下の東京都心における建造環境の更新とコミュニティの変容〜東京都中央区の事例から」(共著 『桃山学院大学社会学論集 』51(1) ‘17)
「他出子の訪問の社会的効果とその条件〜山村における人口流出と社会階層、地域労働市場の関係」(単著 『桃山学院大学社会学論集』50(1) ‘16)
「東京都の「世界都市」化戦略と政治改革〜開発主義国家がネオリベラル化するとき」(単著 『日本都市社会学会年報』28 ‘10)
e-mail
ueno@kanto-gakuin.ac.jp
メッセージ
何かを「理解する」ことは、理解する前と後で自分が全く変わるということだ。そう言った人がいます。何かを理解したことによって、世界をみる眼差しが根本から作り替えられる。それは自我を揺るがすような体験になる、というわけです。ちょっと怖いような気もしますが、自分を揺さぶるような「理解」に到達することはきっとワクワクする体験になるはずです。みなさんが本学で心躍る「理解」を獲得できるよう願っています。
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IDA MIZUE
井田 瑞江 イダ ミズエ
教授
担当科目
家族社会学、ジェンダー社会学、社会情報処理、社会調査演習 他
所 属
社会学部現代社会学科
専門分野
家族社会学、ジェンダー論
最終学歴
奈良女子大学大学院人間文化研究科(博士課程)生活環境学専攻
研究テーマ
企業労働者にとっての仕事と家庭の両立(work-life balance) 、日本人の生き方の変化、家族団らんと共食
研究活動
「家庭での共食と家族団らん」(単著 『関東学院大学人文学会紀要』第145号‘21)
「『食育推進基本計画』の変遷と家庭での共食」(単著 『社会論集』第 27号’21)
「調査データでみる家庭での食事と団らん」(単著 『関東学院大学文学部紀要』第 131 号’14)
「年中行事と家族コミュニケーションに関する研究」(単著 『人文科学研究所報』第36号’13)
e-mail
mida@kanto-gakuin.ac.jp
メッセージ
よく学び、よく遊んで、充実した大学生活を!
大学時代は、みなさんの人生のうちで「自分のために自由にたっぷり時間を使える」最初で最後の時期です。「大学に入学したらやりたいこと」をいろいろと考えてみてください。そして、大学での4年間は、その「何か」にどんどんチャレンジし、打ち込んでみてください。学ぶために大学に入学するのですが、大学の勉強だけではもったいないです。よく学び、よく遊んで充実した大学生活をすごしてください。
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YAZAKI CHIKA
矢﨑 千華 ヤザキ チカ
専任講師
担当科目
歴史社会学、ナラティヴ研究法 他
所 属
社会学部現代社会学科
専門分野
歴史社会学、ディスコース分析
最終学歴
関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程 / 博士(社会学)
研究テーマ
史資料の分析から考える日本における近代化、自己物語の生成過程の歴史社会学的研究
研究活動
「歴史社会学のルネサンスとベトナム戦争」(単著 関東学院大学人文科学研究所報’22)
『「身の上」の歴史社会学〜明治時代の自己物語から考える近代化と共同性』(単著 生活書院’20)
「ナラティヴ分析を再考する〜構造への注目」(単著 関西学院大学社会学部紀要’16)
明治時代における女性と「不幸の共同体」〜婦人雑誌の投書から検討する(単著 関西学院大学先端社会研究所紀要’16)
「「身の上」の成立〜『女学雑誌』「いへのとも」からはじまる紙上「身の上相談」」(単著ソシオロジ’13)
e-mail
cyazaki@kanto-gakuin.ac.jp
メッセージ
みなさんは、何か好きなことがありますか。私は漫画を読むのが好きです。何かしら漫画を読んだらその魅力を人に知ってほしいと思います。そんなとき、その漫画のことを要約しながらどの辺がおもしろいのか興味を持ってもらえるよう工夫して話さなければ伝わりません。そのようなことを繰り返しているうちに、何かについて分析したり説明したりすることに慣れていきました。実は、これらは研究活動や授業を行ううえで大切なことです。一見、学業や仕事に関係ないと思われることも繋がっていることがあります。大学ではいろいろなことや人に出会います。何事も「関係ないから」と考えて遠ざけるのではなく、いつかどこかで繋がるという意識を持ってまずはやってみて下さい。そのためのサポートは惜しみません。
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JEONG HEESEONG
鄭 煕聖 チョン ヒソン
准教授
担当科目
ソーシャルワークの基盤と専門職、高齢者福祉論 他
所 属
社会学部現代社会学科
専門分野
高齢者福祉論、ソーシャルワーク論
最終学歴
同志社大学大学院社会学研究科 / 博士(社会福祉学)
研究テーマ
高齢者のセルフ・ネグレクトに至るメカニズムとその支援システム、介護サービスの質評価
研究活動
「介護サービス利用者の社会関係資本と生活満足度および人生満足度との関連」(共著 評論・社会科学’20)
『独居高齢者のセルフ・ネグレクト研究〜当事者の語り』(単著 法律文化社’20)
「独居高齢者のセルフ・ネグレクトに影響する要因とそのプロセス〜当事者の語りに着目して〜」(単著 社会福祉学’18)
「高齢者のセルフ・ネグレクトに関する―考察」(単著 関西社会福祉研究’18)
e-mail
hjeong@kanto-gakuin.ac.jp
メッセージ
フランスの哲学者であるサルトルによると、人生は、“B to D”だそうです。Bは誕生(Birth)であり、Dは死(Death)です。そして、BとDの間にはCがあります。Cは、選択(Choice)のことをいいます。つまり、私たちの人生の中にはさまざまな選択肢があり、その選択の延長線上に生きているとのことです。何を選択するかによって、私たちの人生は大きく変わります。もし、皆さんが「否定」ではなく、「肯定」を選択すれば、いかなる選択でも皆さんの人生は幸せになっていくのではないでしょか。
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