関東学院大学社会学部の魅力
関東学院大学社会学部は、「社会学」と「社会福祉学」という
２つの学問分野を柱にしたカリキュラムが特徴です。
どちらの分野にも多様な研究領域が含まれており、
自分の関心に沿って履修科目を選ぶことができます。
どちらかの学問分野をより究めたい人は、
「社会調査士」（社会学）と「社会福祉士」（社会福祉学）という、
それぞれの専門資格を取得するコースが選択できるようになっています。
他にも中学・高校の教員免許、図書館司書、
図書館司書教諭の資格を取得する課程が用意されているので、
卒業までに複数の資格を取得することも可能です。
また、社会学部では独自に
「成績優秀者表彰制度」や「地域連携実践表彰」、
「卒業論文優秀賞」を整備し、
大学での学びや地域連携活動に一生懸命取り組む学生を応援しています。
社会学とは
私たちが生きる社会は非常に複雑です。
また、私たち一人ひとりの個人も、同じように複雑です。
社会学は、この社会と個人を結びつけて考えながら、
様々な社会現象を読み解き、深刻な社会問題の解決を考えていこうとする学問です。
社会や個人が複雑であるため、社会問題の解決も簡単ではありません。
できるだけよい方法を見つけるため、社会学では、「社会調査」の手法を学びます。
医学が様々な方法を用いて人間の体の様子を探るように、
社会学では、アンケートやインタビューといった社会調査の方法を駆使して、
社会やそこで生きる人々の様子を明らかにします。
社会調査の方法を通じて目には見えない社会を捉え、社会について考えていくことが、社会学の魅力です。
社会福祉学とは
「福祉」という言葉には、｢これ以上ない最高の幸福・しあわせ｣ という意味があります。
社会福祉学は、個人と社会の幸せづくりにかかわる学問であり、
すべての人が自分らしく生きていける社会の実現を大きな目標としています。
社会福祉学を学ぶことは、障害のある人や高齢者、子どもなど
様々な不利に直面しやすい人々の生活を支える制度・政策に関する知識や、
実際に様々な生きづらさを抱えている人からの相談に応じて
援助を提供するための技術（ソーシャルワーク）を身につけることに直結しています。
これらの専門知識や技術を身につけ、社会に貢献する人材を育成することが社会福祉学の大きな使命です。