2025年1月16 日に「2024年度ソーシャルワーク実習シンポジウム」が学生主体で開催され、新カリキュラムの実習を行った学生が実習で体験した内容を報告しました。対面とオンラインのハイブリッド形式で実施し、実習施設指導者の皆様にはオンラインにてご参加いただくことができました。
ソーシャルワーク運営委員長 鄭先生による開会挨拶の後、実習施設・機関の分野ごとに4つの教室に分かれ、各人が実習で学んだことについてのプレゼンテーションを行いました。実習を終えた学生にとっては実習の意義を振り返る場に、実習を予定している学生にとっては実習へのモチベーションを高める大切な機会になったと思います。
ここでは、実習を体験した感想として、シンポジウムでの報告を終えた学生の声をいくつか紹介したいと思います。
シンポジウム実行委員長 富澤 直隆さん
【実習Ⅰ 特別養護老人ホーム / 実習Ⅱ 社会福祉協議会】
実習Ⅱの社会福祉協議会では、顔が見える関係の重要性を学びました。相手と可能な限り直接やり取りを行うことで、互いの理解度や信頼度が向上し、潜在的ニーズ発掘など様々な利点が生まれるため、多くの機関と関わる地域福祉において重要な要素と知りました。
シンポジウムでは、実行委員長として高頻度の連携を経験し、準備や過程が肝心と再認識しました。実習指導開始時以降、3年生や先生方のおかげで充実した期間となっています。
シンポジウム実行委員 立中 爽花さん
【実習Ⅰ 地域包括支援センター / 実習Ⅱ 児童心理治療施設)】
実習では地域包括支援センターと児童心理治療施設に伺い、現場でしか得られない貴重な学びを得ることができました。今後も援助方法を模索し続け、自身の考えを柔軟に更新しながら、支援の在り方を深めていきたいと考えております。また、シンポジウム実行委員としての活動を通じて成長を実感する機会ともなりました。ご指導・ご協力くださった皆様に心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
シンポジウム実行委員 武原 和紀さん
【実習Ⅰ 生活介護 / 実習Ⅱ 居宅介護支援事業】
ソーシャルワーク実習シンポジウムでは、実行委員としてシンポジウム開催に向けた準備と当日の会の進行を勤めました。昨年は参加する立場でしたが、今回は開催する側として動く中で実行委員のみならず、参加者である3年生全員の協力が開催には必要不可欠であることを実感しました。シンポジウム当日は、自らの実習での学びを振り返るだけでなく他の学生の発表から得られる学びもあり良い経験になったと思います。