関東学院大学社会学部地域連携オフィスコミュリエでは、神奈川県社会福祉協議会および神奈川県共同募金会と協力し、神奈川県社会福祉協議会見学会を毎年実施しています。今年度は11月1日(金)に開催されました。
神奈川県社会福祉協議会は、誰もが安心して生活できる地域づくりを目指し、住民活動の支援や地域にある様々な団体との連携推進のための活動を行っており、本見学会もその一環として実施されているものです。基本的には年に1度、神奈川県社会福祉協議会を社会学部の学生が訪問し、社会福祉協議会についての講話や職員の方と交流を行っています。具体的なプログラムは訪問する学生の興味・関心に合わせて少しずつ変わりますが、今年は都道府県社会福祉協議会と市町村社会福祉協議会との違いを深く学びたいという意見がありましたので、その要望に基づいたプログラムを用意していただきました。
見学会に参加した学生たちからは、県社協と市社協との違いが明確になった、行政の福祉職との違いについても理解できたという声をいただきました。また、それぞれの組織の違いを理解するとともに神奈川県社会福祉協議会の役割の重要性についても認識したというもの、教科書からの知識だったのが実際に見ることでイメージしやすくなった、就職先の選択肢を増やすことの参考になった等の感想があり、それぞれに学びがあったことがうかがえました。
社会学部では、学生が主体的に学ぶ実践的な科目が展開されています。今後も学生が実践をもとに学びを広げる機会を作っていきたいと考えています。