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食品ロスについて小学生と学ぶ地域連携交流会を開催 社会学部小山ゼミナール

イベント
2022.03.31

3/8(火)、横浜市金沢区の西金沢学園小学部で、社会学部の小山ゼミナールの学生たちが小学生とともに「食品ロス」について学ぶ地域連携交流会を実施しました。小山ゼミナールの研究テーマは「まちづくり」です。2021年度は、金沢文庫キャンパスがある金沢区釜利谷地区をフィールドに地域活動の調査を行ってきました。調査を続ける中で、「食品ロス」をテーマに地域がつながる取り組みを行いたいという学生たちの思いから、「フードドライブ回収マップ」を制作。近隣の自治会で回覧していただいたり、SDGs教育に力を入れている西金沢学園小学部と中学部の全生徒へ配布していただきました。今回の西金沢学園小学部との交流会は、この取り組みの一環として実現したものです。なお、本取り組みは、横浜市金沢区と関東学院大学、横浜市立大学の連携事業である「キャンパスタウン金沢」の助成を受けています。

約90名の5年生が参加した今回の交流会は、食品ロスについてクイズを交えながら学ぶレクチャーからスタートしました。小山ゼミナール3年の吉村 洋起さんが司会進行を務め、企業から消費期限や規格外を理由に廃棄される食品を集め支援を必要としている方々に食料を配る「フードバンク」に調査・取材に行った経験や、家庭で消費しきれなかった食品を持ち寄りフードバンク団体や地域の福祉施設・団体などに寄贈する「フードドライブ活動」について紹介したほか、小さい頃から食品ロスについて学ぶことの大切さを児童に向けて話しました。

交流会の後半では教室に戻り、グループワークで「どのような時に食品ロスが起こるか」、「どのように食品ロスを解決できるか」について考えました。ファシリテーターとして参加した小山ゼミナールの学生たちのサポートのもと、児童たちが自分の考えや解決策のアイディアを思い思いに付箋に書き、模造紙にまとめ発表を行いました。

今回、レクチャーでの司会を務め、また本交流会のリーダーでもある吉村さんは「横浜市の小学校は給食を通して『食育』を行っており、食品ロス問題を通じて食品の大切さを知ってもらえたらと思い企画しました。クイズやワークショップなどを通して楽みながら食品ロスについて学んでもらえたと感じています。今回の交流会では、PowerPointを使ったレクチャーやワークショップの司会・進行など、これまで不得意としていたことにも挑戦する機会に恵まれ、良い経験となりました。今後もチャレンジを続けていきたい」と語りました。

今後も関東学院大学では、学生が地域の人たちとともに学ぶ教育活動を展開していきます。


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