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リナックス・ユーザーとしての私

教員コラム
2012.09.03
現代社会学科
橋本 和孝

私は、リナックス・パソコンのユーザーである。といっても基本はMacユーザーであるが、たまにWindowsも使う。リナックスの特徴は主としてオープンソースにある。ソフトウェアの開発や配布の自由ということである。利用者から見ると、ウィンドウズもMacOSも規格化されたOSであるとすれば、手作り感があるのが、リナックスであり、厖大なフリーのソフトウェアがあるという特徴がある。30年弱のパソコン利用歴のうち18年がMacOSでありリナックスは10年である。世界のデスクトップ・パソコンのわずか1.56%しか利用されていず世界中に開発者がいるため、ウイルス感染の可能性はほとんどない。

リナックスをパソコンで動かす場合、様々な種類のディストリビューションという統合的なパッケージを使用する。近年私がもっとも利用して来たのはアフリカの言葉で「他者への思いやり」というUbuntuである。使い方は様々だが、単体でパソコンにインストールするだけではなく、ウィンドウズと併用したり、Mac上で仮想マシンを使って動作させるということも行って来た。

リナックスは古いマシンでも、動作すると言われるものの、新しいシステムを使うにはそれなりのパワーがいる。ほとんどのソフトウェアは無料だから、節約効果は抜群だが、インストールしてみたものの、無線LANに繋がらなかったり、市販のDVDが観れないなどということも時々ある。ただオフィスで使う程度ならば、MSOfficeとLibreOfficeでは8割程度の互換性がある。使いやすさは、LibreOfficeに軍配があがる(LibreOfficeにはWindows版もMac版もある)。

何が面白いというと、着せ替え人形のように気にいったディストリビューションを入れ替得たり、気に入ったソフトウェアを入れ替えられることにある。

今のお気に入りはUbuntu12.04をベースとするLinuxMint13である。

 

LinuxMint13

MacOS上のPCLinuxOS


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