関東学院大学では公共図書館の専門職の国家資格である「司書」は社会学部を含めて全学部で資格取得が可能です。また、学校図書館を担当する教員である「司書教諭」の資格も教育学部・社会学部・国際文化学部・理工学部など教職課程のある学部生であれば資格を取得することができます。
 
　「司書」「司書教諭」課程では、学んだ理論を実際に学外の公共図書館や学校で展開をするサービスラーニング活動を行っています。
　今回は2019年度に行った「司書」「司書教諭」課程サービスラーニング活動を一部紹介します。
 
 
◇横須賀市立南図書館でのPOP展示企画　　司書課程「児童サービス論」
 
　司書課程の「児童サービス論」では、乳幼児から高校生を対象とした図書館サービスについて学ぶ授業です。
　昨年に引き続き、横須賀市立南図書館で10月25日～11月10日まで『大学生が中高生にすすめる本』と題して紹介POPを作成して展示企画を行いました。
 

ベストセラーだけでなく、歴史・古典・ミステリーなど約30タイトルの図書をPOPで紹介しています。学生たちもよりインパクトがあり、興味を持ってもらうために様々な工夫を凝らして作成してくれました。
 
 
◇横浜市立大道小学校でのお話会　　　司書教諭課程「学習指導と学校図書館」
 
　司書教諭課程の「学習指導と学校図書館」では、図書館を利用した授業のあり方や、学校での読書推進活動について学ぶ科目です。
　今回のサービスラーニング活動は大学の近隣の小学校で1年生・2年生を対象とした、お話会の開催です。
 

初対面の子どもたちと打ち解けるために、最初はパペット人形を使いながら、みんなで手遊びをして、雰囲気を作っていきます。
 

気持ちがほぐれたところで、読み聞かせのはじまりです。
 

途中では、クイズ形式の絵本も使ってメリハリを演出します。
カッパのお面をつけたカエルだと分かると、子どもたちは大きな声で「カエル！」と反応してくれます。
 

インパクト抜群のビックブックの絵本の読み聞かせは、子どもたちを大いに惹きつけていました。
 
お話会を通じて、子どもたちも読書に興味関心を持ってくれたようです。
4月から教諭として小学校の教壇に立つ学生たちにとっても貴重な経験となりました。
「司書」「司書教諭」課程ではこれ以外にも様々な活動を行っています。ぜひ受講してみてください！
 
 
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