2018年6月7日(木)、関東学院大学 金沢文庫キャンパスにおいて「関東学院大学 社会学部 多文化共生フォーラム『いまを生きるアイヌ』」が盛況のうち終了いたしました。平日にもかかわらずたくさんの地域の方が来てくださり、参加者は学生を含めて300名ちかい盛況ぶりでした。
アイヌの方を講師にお招きし、第一部の講演では、アイヌの歴史や日本とのかかわり、過去の差別経験について、現在は少数民族として誇りを持ってニュージーランドの少数民族マオリと国際交流する姿をお話いただきました。参加された皆さんはおおいに心を揺さぶられている様子でした。
第二部では、アイヌ文化の紹介として、言葉、歌、踊りを披露していただきました。アイヌの踊りにはすぐに真似できるものもあり、壇上で講師の方と一緒に大学の先生、学生と地域の人が踊りました。写真からこのフォーラムの楽しい雰囲気が伝わってきます。
参加された方からは「貴重な体験だった。」「アイヌ文化に初めて触れることができて新鮮だった。」というもののほか、「アイヌ文化のみならず、多文化を認め合える社会をつくっていこうと行動にうつしていることが心に響いた。」「講師のお二人はつらい過去に向き合って語っていたので、本当に勇気があると感じた。「私たちも少数民族に対して偏見ではなく正しい知識を持って接するのが大事だと気づかされた。」等の感想がよせられ、多文化共生の意義をあらためて感じる時間となりました。
関東学院大学 社会学部 多文化共生・地域連携センターでは、共生社会の実現に向けて今後も活動を続けていきます。機会がありましたら、ぜひご参加ください。みなさまのご参加をお待ちしております。
ありがとうございました。
~多文化共生フォーラムが開催されました~
お知らせ
2018.06.28