関東学院大学文学部現代社会学科地域連携・ボランティアセンタースタッフと学生有志は、葉山町社会福祉協議会の介護者支援活動に参加しており、畑作業を中心に葉山町住民の方と交流をしています。
葉山町でお借りしている畑の裏山に竹の子が出て来たので、4月24日に竹の子掘りをさせて頂きました。男子学生は籠を背負い、山道をスコップ片手に介護者の方と手を取り合い進んでいきました。教員や学生も初めての体験でしたので、住民の方に掘り方を教えて頂き、大きいものから小さいものまで40本近く収穫できました。
学生たちの手で収穫した竹の子は皮を剥き、薪をくべ、大きな窯で茹で上げました。その後3本ずつ袋詰めにし、葉山町で介護を受けている方々にお配りしました。学生たちは「竹の子を掘るよりも、掘った後の処理の方が大変だった」と話していましたが、住民の方々は「茹でてもらって助かった」と喜んでくださり、学生たちも「頑張った甲斐があった」と嬉しそうに話してくれました。また、竹の子の美味しい調理法を教えて頂き「早速今晩作ってみよう」と話に花が咲きました。
こうした体験を通じて地域の方々と繫がりを持たせて頂き、地域の現状や課題について知ることは、学生にとって社会に出る前の福祉活動の啓発となっています。
地域の方に掘り方を教えて頂いています。
竹の子を掘っている所です。
収穫した竹の子を籠に入れて運びました。