2024年度も金沢区社会福祉協議会、金沢区内の各地域ケアプラザ、横浜市立大学ボランティア支援室、関東学院大学社会学部地域連携オフィスコミュリエの共同により、「ボランティア実践講座」を開催しました。

この講座は、座学・実践・振り返りのグループワークという３つのSTEPでボランティアを実践しながら学び、深めるものです。

参加学生の皆さんは、金沢区内の各地域ケアプラザで開催する事業の中から興味・関心があるボランティア活動を選んで参加することができます。夏休みでいつもよりも時間があることから、多くの学生が複数のボランティア活動に参加します。また、横浜市の独自の施設である地域ケアプラザを体験することで、ケアプラザの役割だけでなくそれぞれの地域ケアプラザの特色についても学ぶことができます。

今年度は、夏休みも終わりに近い9月18日に横浜市立大学にてSTEP3を開催しました。
STEP3では、参加した学生をランダムに４つのグループにわけ、そこにファシリテーターとして金沢区社会福祉協議会の職員やケアプラザの職員が加わりました。大学の枠を超えて体験の共有を行うところに社会人が加わり、互いに刺激しあう相乗効果の高いグループワークとなったと思います。
実際に参加した学生の感想を一部ご紹介します。
「最初は不安だったが、ボランティア先のスタッフさんや同じグループのメンバーに支えられて無事に終えることができた。その中で新しい価値観に触れたり、知らない人と話すことが苦でなくなったりしたので、この講座に参加してよかったと思う。」
「ボランティアの意義が理解できて、活動する中で活かすことができた。」
「ボランティア活動をとおして人とのかかわり方やコミュニケーションの取り方などを学ぶことができた。次回からはもっと積極的に講座・ボランティア活動に参加したい。」

講座のアンケートから、ほとんどの学生がボランティア初心者で活動前に不安を覚えていたのに、この講座を体験することで不安が減り、今後もボランティア活動を続けていきたいと考えるようになったことがうかがえました。地域連携オフィスコミュリエでは随時ボランティア情報を発信していますので、活用いただければと思います。

この講座は来年度も開催予定です。興味・関心のある方、今年参加しそびれた方、引き続き来年も参加したい方等、たくさんの方の参加をお待ちしております。