神奈川県社会福祉協議会見学会は、神奈川県社会福祉協議会、社会学部地域連携オフィスコミュリエ、そして社会福祉協議会と深くかかわっている神奈川県共同募金会の3者が共同で開催しています。今年度は10月30日（月）に行われましたが、これは2021年、2022年に続き3度目の開催となります。
神奈川県社会福祉協議会は、誰もが安心して生活できる地域づくりを目指し、住民活動の支援や地域にあるいろいろな団体の連携推進等を行っています。
仕事の幅が広く多岐にわたるため、「社会福祉協議会について知りたいけど自分で調べてみてもあまりよくわからない」という学生の声と、大学生のみなさんに興味・関心を持ってもらいたいという神奈川県社会福祉協議会、双方の希望をマッチングするような内容でプログラムが企画されました。
昼食には、神奈川県社会福祉協議会が認定、運営支援等を行っているともしびショップを利用しました。障害のある方が働くことを実感し、仲間や地域の方々とのふれあいの中で、自立と社会参加の実現を目指す場となっており、参加した学生全員が初めての利用とのことでした。一緒に食事をすることで学年を超えて交流ができ、和やかな雰囲気で午後からのプログラムにのぞむことができました。

参加した学生たちから好評だったのは、実際に神奈川県社会福祉協議会を見学できたことと職員のみなさんとの座談会でした。終了後の学生たちの声です。

「普段できないような貴重な体験ができて楽しかったです！」

「社会福祉の仕事のイメージは直接な仕事しか思い浮かばなくて、デスクワークや新たな視野が広がってとても楽しかったです。」
「実際に働く方の様子を見学し、話を聞いて福祉職の楽しさや辛いことも本当の声を聞くことができて良かったです。自分はまだまだ勉強不足だと感じたので、これからの勉強に励みたいと思います。」

　楽しみながら学ぶ学生の皆さんの姿が印象的でした。また、神奈川県だけでなく市町村の社会福祉協議会や他の福祉施設等についても学びたいと思った学生も多く、良いきっかけづくりとなったようです。
　神奈川県社会福祉協議会をはじめ、関わっていただいたみなさま本当にありがとうございました。