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認知症サポーター養成講座を開催しました。

イベント
2023.01.12

2022年12月6日の高齢者福祉論(担当教員:鄭 熙聖)の授業内で、認知症サポーター養成講座を開催しました。
認知症サポーター養成講座とは、認知症の人やその家族が住みやすい地域を作っていくために認知症の正しい知識や理解を学ぶ講座で、厚生労働省の認知症施策の一つに位置付けられています。
関東学院大学社会学部では、認知症サポーター養成講座を2015年から開催しています。
本学部で開催している講座の特徴は、当事者のリアルな声を聴くことができることです。
今年度は講師の山中和子先生に加え、神奈川オレンジ大使として活動されている脳血管性認知症当事者の柳田誠様をお招きしてお話を伺いました。
柳田様は、認知症になったときの体験や言葉を取り戻すためのリハビリについて、そして現在はオレンジ大使としての活動やウクレレ教室の先生をしているお話を軽妙な語り口と音楽で伝えてくださいました。
そのお話をふまえ、山中先生が認知症についての知識、サポーターとしての心構えをお話しくださいました。授業後にお二人に熱心に質問する学生もおり、充実した講座になったものと思われます。
授業を受けた学生からは「認知症と言われた家族への接し方を変えていきたい」という自分事としてとらえる様子や「認知症の方のお話を聞いて、多様性について考えた」という視野が広がった様子等がうかがえました。なかでもサポーターとしてがんばりたいという気持ちを持った学生が多く、「認知症を発症後も楽しく人生が送れることがわかった。そのためには周囲の人の正しい理解や支援が必要だということを学んだ。今日の講座内容を忘れないように生活していきたい」という感想を寄せてくれた学生もいました。
各々印象に残ったこと学んだと感じたことは異なることと思いますが、認知症のこと、日本社会のこと等、様々な事柄について考えるきっかけとなる講座になったのではないかと思います。


山中和子先生による講話


柳田誠様(認知症当事者)によるウクレレ演奏


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