10月28日に神奈川県社会福祉協議会の見学会を実施しました。
　この見学会は、神奈川県社会福祉協議会と神奈川県共同募金会、関東学院大学社会学部の３者が共同で開催したもので、今年度で２回目の開催となります。
　今年度は9名の学生が参加しました。なかには昨年度に引き続き２年連続で参加してくれた学生もいました。



　昨年度は初めての開催ということもあり午前中だけのプログラムだったのですが、その経験を踏まえ、今年度は１日のプログラムを企画しました。講義だけでなく、大きな机を学生と神奈川県社会福祉協議会の職員で囲み、社会福祉協議会の話のほか職員の皆さんの学生時代や就職活動について尋ねてみたり、逆に職員さんから若者のSNSの活用について質問を受けたりと、懇談する時間も設けました。学生の皆さんが、非常に熱心に参加してくれた様子と今回の体験に感謝の言葉を述べていたのが印象に残りました。

●参加してくれた学生の声●
・福祉を専攻していない人にも福祉ってこんなことをしていて、普段から支えてもらっているんだよということが伝わればいいなと思った。
・話しやすく、質問がしやすい雰囲気で、とても楽しく見学会に参加することができた。就職活動の不安を取り除いてくれるような内容で、大変勉強になった。
・参加する前までは、授業内でよく聞く名前という認識でとどまっており、何を仕事として行っているか認識していなかったが、どんな仕事を行っているかということといろんな団体と連携していることを知ることができた。
・全ての福祉は地域福祉につながっているというお話を聞いて、とても納得した。
・現役で働いている人のリアルな話を聞けてとてもためになった。今日のお話を聞いて自分の知識不足を感じたので、大学での講義により一層真剣に取り組みたいと思った。またこの見学会があったら、もう一度参加したい。
・見学会に参加する前までは、身近な市町村社会福祉協議会のイメージが強く、県の社会福祉協議会のイメージが浮かんでこなかった。今回参加することで、県の社会福祉協議会だからこそできることを学ぶことができた。
・今日お話しいただいたことがすべてではなく、とても守備範囲の広い組織であると感じた。
・支援者を支援するためにも存在していると聞いて、現代社会における社会福祉の実現には、社会福祉協議会の仕事はなくてはならないものだと痛感した。
・本日もらった資料にまた目をとおして、教えてもらったことを忘れないようにし、授業で社協が出てきたときには連携して考えられるようにしたいと思った。