図書館は図書館でも大学の図書館ではなくて、
まちなかの公立図書館のはなしです。
図書館を訪れると、いろいろな工夫を発見します。
先日ゼミの学生と一緒に鎌倉市中央図書館を訪ねたとき、
カウンターのそばに「よむべえ」がありました。
本をスキャナーで読み取って音声に変えてくれる優れものです。
視覚に障害があるひとでも、ひとりで読書を楽しむことができます。
↑「よむべえ」(鎌倉市中央図書館)
本をスキャナーで読み取って音声に変えてくれます。
相模大野図書館では赤いスカーフのコンシェルジュ(案内係)が迎えてくれました。
図書館の案内や本探しの手助けをしてくれます。
カウンターに行って訊ねるのはちょっと勇気がいる、
でもコンシュエルジュなら「あのー」といえば、すぐやってきてくれます。
↑コンシュエルジュ(相模大野図書館)
図書館の案内や本探しの手助けをしてくれます。
このような利用者に優しいサービスは、
少しでも使いやすく役に立つ図書館にしようと努力している
司書たちのアイディアから生まれます。
司書課程はこのような公立図書館の専門職員である司書を養成するコースです。
(現代社会学科 司書課程担当 山本宏義)