関東学院大学は、2015年4月、全国初となる共同募金会との共同宣言を行いました。
以来、社会学部では共同募金会と連携して地域の孤立をなくす運動、寄付つき商品の開発、東日本大震災の被災地支援、赤い羽根市民大学などを多くの協働活動を展開してきました。
2月16日、社会学部(文学部)4年生の柴田芙由子さんと深澤ひよりさんの熱心な活動が認められ、神奈川県共同募金会から表彰を受けました。
写真左から 社会学部澁谷教授、柴田さん、深澤さん、神奈川県共同募金会八木明常務理事
お二人は、孤立をなくす地域づくりに向けた地域の人々との話し合い、子育て世代や高齢者の地域における孤立問題の発見、子ども・子育て世代・高齢者・中高生・大学生による多世代参加の活動を企画、町内会・地域ケアプラザ・NPO・社会福祉協議会・企業・関東学院六浦中高などへの働きかけ、各種イベントの実現においてリーダー的役割を担いました。
また、社会的に孤立し被災者の自殺問題が深刻な東日本大震災の被災地(宮城県名取市や福島県南相馬市他)において、社会福祉協議会・NPO・ボランティア団体と連携し、仮設住宅や復興住宅に定期的に訪問しました。さらに、被災者に寄り添い、被災者の孤立を防ぎ、エンパワメントを高める地域交流活動を企画・実践し、主体的に被災者支援にあたりました。それは、大学生の視点による支援活動といえます。こうした活動が被災者をはじめ他の支援機関からも高い評価を得ました。
お二人は「このような名誉ある賞に名前があがることにとても嬉しく思い、先生方やみなさまの支えによってここまで来ることができました。本当にありがとうございます」と感想を述べています。
これからも後輩達がしっかりと引き継いで、社会貢献活動を続けていきます。
社会学部の学生が神奈川県共同募金会から表彰されました。
お知らせ
2018.02.26