教員紹介
西村 貴直

西村 貴直

担当科目

社会保障論、公的扶助論、社会福祉概論

氏 名 西村 貴直 (ニシムラ タカナオ)
所 属 社会学部現代社会学科
学部担当科目 社会保障論、公的扶助論、社会福祉概論ほか
専門分野 貧困問題、公的扶助制度
最終学歴 東京都立大学大学院社会科学研究科社会福祉学専攻博士後期課程 博士(社会福祉学)
研究テーマ 貧困問題に対する理論研究
主要業績
  • ・H・ガンズの貧困論-貧困「根絶」研究の重要性とそのあり方をめぐって-(東京都立大学大学院 社会科学研究科社会福祉学専攻 博士論文)
  • ・「自立支援」政策における自立観-批判的検討(平成18~21年度科学研究費補助金・基盤研究(B)「生活保護における自立支援の在り方に関する研究」総括・分担研究報告書第1章-2)
  • ・アンダークラスとラベリング-アンダークラスの「積極的」 機能をめぐる考察-(『社会福祉学』Vol.44-3)
メッセージ  私が主な研究対象としている「貧困」とは、生きるために必要とされる様々な「モノ」が、恒常的に不足・欠乏し、生活に困窮した状態のことをいいます。現代社会においては、必要な「モノ」は、お金を払って購入することが一般的であるので、貧困を、まずは「お金がない」状態として理解することもできます。だから貧困についての研究は、わたしたちが暮らすこの社会の中に、なぜ必要な「モノ」を買う「お金」がない人が生み出されてしまうのかについて考えることから始まります。そして、貧困におかれた状態が長期にわたった場合、その状態にある人々にとっては、不安定な健康状態や精神的ストレス、生活習慣の解体、あるいは十分な教育が受けられない等、様々な生活問題をひきおこすことがあります。貧困についての研究は、生活に困窮した人々が様々なかたちで直面する苛酷な状況に焦点を当て、どのようにすればその状況は改善されうるのかを問い直す作業であるという側面を必然的にもつことになります。
 貧困という「問題」へのアプローチの仕方には様々なものがあると思いますが、とりわけ私が興味を持って考えているのは、先進国の一員として「豊か」になったはずのわが国において、しかも誰もがそれを「解決すべき」とか「なくなってほしい」と考えている(はずである)にも関わらず、なぜいまだに貧困が存在し続けているのか、ということです。このことについては、ぜひみなさんとも一緒に考えていきたいと思っています。
ゼミナール 近年になってますます深刻化する貧困や社会的排除、若年層の失業といった「社会問題」に関する構造的な背景・文脈を検討しつつ、その「対策」として取り組まれている近年の諸政策の内容を批判的に考察します。とくに生活困窮者を救済する最後のセーフティネットとしての、公的扶助制度の概要と現状、あるべき姿について検討します。
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