教員紹介
石川 時子

石川 時子

担当科目

社会福祉概論、社会福祉援助技術演習、社会福祉援助技術現場実習指導

氏 名 石川 時子 (イシカワ トキコ)
所 属 社会学部現代社会学科
学部担当科目 社会福祉概論、社会福祉援助技術演習ほか
専門分野 ソーシャルワーク、援助の原理と倫理、パターナリズム
最終学歴 首都大学東京大学院人文科学研究科社会行動学専攻 博士(社会福祉学)
研究テーマ 医療における自己決定の方法論的探究、自己決定/意思決定の理論的研究
主要業績
  • ・「ソーシャルワークにおける自己決定原理の考察-自律・自己決定の「価値」をめぐって-」、『社会福祉』52号、日本女子大学、2012年3月
  • ・「社会福祉における『誘導』とリバタリアン・パターナリズムの近似性」、『社会福祉』53号、日本女子大学、2013年3月
メッセージ  大学全入時代と言われて長らく経ちます。しかし、大学教育の機会が広く開かれたと言っても、時代や社会状況、そして個人の置かれた環境によって教育の機会は閉ざされ、現在の日本においてもそれは変わらず、依然として教育格差は拡がっているのが現実です。
 私が教育について大きな影響を受けたのは、二人の祖父の存在でした。明治・大正・昭和・平成と激動の時代を生き、太平洋戦争を経験した世代です。二人とも大変学業優秀だったのにも関わらず、幼少期に父親を亡くしたため、偏見と貧困、奉公や養子を経験し、戦争のため教育の機会を失っています。祖父らが90歳を過ぎてなお、「勉強したかった」と話す姿は、幼い私に強烈な印象を植え付けました。教育とは、限られた時代と環境を生きることができる者の贅沢品である、と。
 私は時代の動乱を経験せず、労少なくして教育機会を得た環境の人間の一人です。しかし、ほんの少しのきっかけでそれを失ったかもしれません。世界中では、特に女性の教育機会は未だ困難なものであり、また日本でも現在、非正規雇用をはじめとした経済問題や、若者・子どもの貧困が注目されるようになってきました。学生の皆さんには、大学教育を通じて様々な生活問題について学び、自身の置かれた環境を再考するとともに、自分が社会に対して何をすることができるか、社会福祉が何を成しえるか、を一緒に考えていってほしいと思います。私も、教育は万人に開かれたものではなく贅沢品であることを時折噛みしめ、研究・教育に携わっていきたいと思っています。
ゼミナール 児童虐待や精神障害、機能不全家族などいわゆる多問題を抱え、援助を求めない・拒否する人々に対するアクセスと支援について考えるとともに、ソーシャルワーク実践を具体的に理解する。前半は共通文献により分担して報告・討議を行い、後半は参加者の関心に基づいて発表、討議を行なう。
お問い合わせ ishikawa@kanto-gakuin.ac.jp
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