社会学部では、国際交流プログラムとして海外で学ぶ研修プログラムを実施しています。
残念ながら実際に海外に渡航しての研修はコロナ禍のため中断しています。
感染症の拡大により海外に渡航することが難しくなるだけでなく、日々の生活でも学生同士の交流の機会が減っています。そこで、今年度は留学生と日本人学生の交流を図りつつ関東学院大学がある横浜市金沢区について学ぶプログラムを実施しました。
植物が二酸化炭素を吸収して光合成を行うことは常識ですが、海藻も二酸化炭素を吸収し、光合成を行っているのはご存知でしょうか。それに注目し、金沢区の海では海藻であるコンブが育てられています。わたしたちはコンブを育てている特定非営利法人アジア環境整備機構の皆さんから気候変動への取組を教えていただき、実際に船に乗ってコンブを養殖場の見学を行いました。
実施した2021年12月23日は天気に恵まれ、船で見学するのに絶好のお天気でした。
参加した学生からは「貴重な体験だった。」「金沢区で一人暮らしをしていたのに全然知らなかった。勉強になった。」等の感想をいただきました。また、留学生の一人は「故郷で船に乗ったことを思いだして懐かしい気持ちになった。」と話してくれました。
感染症が流行する以前と全く同じ活動を行うことは難しいですが、いろいろな工夫をして学生の学びや交流の場を設けていきたいと思います。
国際交流プログラムを開催しました
イベント
2022.01.26