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外国ルーツの若者との交流から固定観念を打ち破り、共生への問題関心を開く

教員コラム
2022.02.04
現代社会学科
藤浪 海

 都市社会のなかでは、実に多様な人々が隣り合いながら暮らしています。そのなかにはもちろん、外国ルーツの人々も含まれます。このコラムを読んでいる皆さんのなかには、学校やバイト先で外国ルーツの友人とともに過ごした経験があったり、あるいはご自身が外国にルーツをもっていたりする人も少なくないのではないでしょうか。多様なルーツをもつ人々が暮らしあう日本社会において、共生に向けて公正な社会を作っていくことはとても重要な課題となっています。
 そこで今年度の藤浪ゼミ(3年)では、移民に関する文献講読を進めつつ、参与観察の意味も兼ねて高校進学を目指す外国ルーツの若者への学習支援活動を行ってきました。参加させていただいたのは、地域の移民支援の中核的存在として、外国ルーツの住民のみならず行政や学校からも頼りにされているNPO法人ABCジャパンの支援教室です。
 活動をはじめた当初は「英語が話せないといけないんじゃないか」と少し緊張していたゼミ生たちも、実際に外国ルーツの若者と交流するなかでそうした固定観念を打ち破り、積極的に交流できるようになりました。そして11月のゼミ発表会では、この参与観察で得た問題関心をもとに複数の移民支援団体へのインタビュー調査を実施し、コロナ禍で移民の家族がどのような状況におかれているのか、その背景にどのような社会構造があるのかを検討しました。
 「共に生きる社会」を考えるうえでは、私たちの隣に暮らす人々の多様性を改めて見つめなおしてみる必要があります。皆さんもぜひ、あなたの隣に暮らす多様な人々の存在に、目を凝らしてみてください。きっと新しい発見があるはずです。

外国ルーツの若者の学習支援に取り組むゼミ生たち
(NPO法人ABCジャパンおよびゼミ生の了解をえたうえで掲載)

ゼミ発表会での発表タイトルのスライド(個人名のみ削除済)

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