関東学院大学 社会学部では、国際社会でも活躍できる人材育成にも力を入れています。
学生と教員が様々な国を訪ね、体験や交流を行ってきました。
近年、相互交流が盛んな大学の一つが、フィリピンにあるSt. Mary’s College Quezon City(セントメリーズカレッジケソンシティ:以下SMCQC)です。これまでに何度も国際社会福祉演習で同校を訪問してきましたが、この2年間はコロナ禍のため交流をすることができませんでした。しかし、2021年10月27日に、SMCQCが主催したオンラインの国際交流プログラムであるCelebration of Asian culture 2021 に招待され、日本からは昭和女子大学、亜細亜大学とともに社会学部の学生が参加しました。
このイベントでは、SMCQCの学生と日本の学生が、インドネシア、ベトナム、インド、ミャンマー等のアジアの国々の文化について発表を行い、グループトークをしました。本学の学生も日本の文化について英語でプレゼンテーションを行いました。
オンラインでの授業やプレゼンテーションの発表には慣れているものの、海外とのオンライン交流は初めてということもあって、学生たちには緊張や戸惑いがありました。しかし、発表を終えた後にはそれも解消され、他国の文化への理解を深め、同世代の学生と交流する良い機会となったようです。
コロナ禍のため世界中でいろいろな機会が失われ、ままならないことも多いですが、それは国際化が進んだ結果もたらされたものです。コロナ禍の今だからこそ、学生のみなさんには日本も国際社会の一員であることを再確認していただき、その関係性や役割等について学びを深めていってほしいものです。海外の大学等とはしばらくはオンラインを使った交流が主となると思われますが、ぜひ積極的に参加してほしいと思います。