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「修学支援制度と学生生活を学ぶ会」を開催しました

イベント
2024.05.23

 関東学院大学社会学部では、昨年度より横浜市社会福祉協議会・横浜市ひとり親家庭福祉会と連携し、市内のひとり親世帯を対象にした「修学支援制度と学生生活を学ぶ会」(以下、「学ぶ会」)を開催しています。「修学支援新制度」は、経済的理由によって大学等への進学機会が狭められることのないように、一定の所得制限のもとで学力と学修意欲のある学生に返済不要の奨学金の支給と授業料・入学金の減免を行うしくみです。制度の利用にあたっては、高校生の時点から準備が必要となりますので、高校生とその保護者を対象に、制度の趣旨や利用上の注意点等を説明する機会として「学ぶ会」は企画されました。
 関内キャンパスを使用して518日に実施された2024年度の「学ぶ会」には、現役の高校生を含む14名の参加があり、4名の社会学部生も当日スタッフとして関わりました。「修学支援新制度」の説明だけでなく、現役の大学生と交流する機会をもつことによって、今後の進路選択に役立ててほしいというねらいもありました。

 はじめに社会学部の西村教授から「高等教育の修学支援新制度」についての講話が行われた後、社会学部4年生の青木さんと小池さんから学生生活の様子についてのプレゼンテーションがありました。小池さんは「どこまでプライベートなことを話していいのか葛藤もあった。」と言っていましたが、そもそも大学に進学を希望した理由や関東学院大学社会学部を受験するに至ったきっかけ、大学生になって準備したものや大変なこと等、具体的に発表してくれました。青木さんは、自分も「修学支援新制度」を利用して大学に通っていること、学費のほかにも定期券、教科書やPCを購入する必要があって大変なこと等、リアルなお金事情を伝え、それでも大学に通うことで友達がたくさんでき、大学生にしかできない経験ができてよかったと発表されました。


 
 

 
 
 
 
 

 2人のプレゼンテーションが終わった後、全員で関内キャンパスを見学させていただきました。社会学部が試用していないキャンパスのため、ほぼ全員が関内キャンパスに来るのは初めてで、ともすると参加者と同じような反応を見せていました。当日は天気にも恵まれ、横浜スタジアムや富士山を眺めることができました。見学している間、参加者のみなさんは学生たちに対し活発に質問されていました。見学終了後、希望者を対象に、学生たちとさらに交流する時間を設けました。さながら個別相談会のような様相でしたが、聞きたいことを納得するまで聞くことができ、満足度の高いものとなったようです。
 「学ぶ会」が始まる前は 「お金の話なので深刻な雰囲気になったらどうしよう。」と心配していた学生もいましたが、終始和やかな雰囲気のまま会は終了しました。学生たちは貴重な体験ができたことに感謝するだけでなく、自分たちが大学進学を希望した頃が思い出されたようで、残りの学生生活について気持ちを新たにしていました。

 関東学院大学社会学部は、社会課題の解決に向け、地域の団体と連携した実践的な教育活動を行っています。


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